田舎住まいへの偏見

先日、久しぶりに実家へ電話をしました。

電話には母親がでました。この母もだいぶ年をとり、最近ではまともに会話が成立しないこともたびたびあります。

その母が、ついこの間私の生まれ育った東京で私の同級生と会ったそうで、そのときのことを話してくれました。

同級生は、母に私が今何をしているのかと尋ねてきたので、まぁ適当にやってますよなどとお茶を濁して帰ってきたようなのです。

私は、なんでそんなあいまいな返事をするのかと聞きましたが、どうやら母の頭の中には…

東京在住で、会社を経営している → 勝ち組
田舎で小さな会社をなんとか運営 → 負け組

といった図式があるようで、正直に私が田舎暮らしをしてホームページ制作の仕事などをしていることが言い出せなかったようなのです。

うすうすは感じていましたが、母があえて田舎へ移住した私をどう思っているのか、よくわかったと同時に改めて私の生き方を否定されたようで、悔しいような悲しいような出来事でした。

しかし、ウチの母に限らずこのような偏った考え方の人が、意外と多いことに驚きます。

私が田舎で暮らしてるというと10人中1人か2人は、そんな田舎に行ってどうするのと訊いてきます。彼らの頭の中には、日本の中心は東京で、東京でバリバリやっていることがステータスだといったイメージで凝り固まっているように感じます。

でも、おもしろいことにそういった意見を言う人ほど、借金を多く抱えていたり、住宅ローンの支払いに苦しんでいるように感じます。

もっとも、他人の懐具合など綿密に調べたわけでもないので断定はできませんが、そう大きくはずれてはいないでしょう。

こっちは、東京で頑張っているのに田舎でのんびりやっている(私は全然のんびりしてませんが…)お前にうまくやられてたまるもんか…といった心理があるのではないかと思います。

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