希望と目標

ロス疑惑の三浦和義氏が亡くなりました。
死因については、自殺やパフォーマンスのつもりがやりすぎてしまったためなど、いろいろな憶測があるようですが、ここでは死因について語るつもりはありません。(ネットマーケティングと関係ありませんからね)
いくつかのニュースで、紹介されていましが、三浦和義氏は、日本国内で、無罪判決が確定するまでに獄中からたくさんの訴訟を起こしてきました。しかも、かなりの確率で勝訴してきたのですが、そのほとんどが、弁護士を介さない本人訴訟というものでした。
その経験をまとめた著書があり、2年ほど前に読んだことがありますが、かなり実践的で役に立つ内容でした。
ところで、以前に読んだ本で、第二次世界大戦中、収容されていたユダヤ人の話でこんなものがありました。
収監されていたあるユダヤ人の仲間に「こんどのクリスマスまでには出られる」と希望を持って過ごしていた人たちがいたそうです。彼らは、目標のクリスマスがくるまで堪え忍んでいましたが、その希望が叶うことはありませんでした。
彼らは、また新たな目標(期日)を設けて、その日がくるまで再び堪え忍ぶということを繰り返していましたが、残念なことに彼らの多くは、夢が叶うことなく死んでいったそうです。
逆に死なずに最後まで生き残った人は、どんな人かというと。。。
いつか、きっとここを出られる」と考えていた人たちだそうです。
「いついつまでに。。。」 という希望を作ってしまうことで、その希望が叶えられなかったとき、彼らはうちひしがれつつも、また気を取り直し、新たな目標を設定するということを繰り返すうちに将来に希望がもてなくなってしまったのでしょう。
この話は、現代の私たちにもいえることではないでしょうか。
私が、ネットショップを立ち上げたばかりのころには、「目標、月商300万円」などと目標を作ってはなかなか達成されず、だんだんと気持ちが萎えてしまっていた時期がありました。
正直なところ、もうこんな儲からない商売やめてしまおうと思ったことも何度あったかわかりません。
そもそも、創業当時に私がたてた目標なんて、現実性もなければ具体性もまるでない、ただの希望的数値でしかなかったのですから、そう簡単に達成できるはずもありませんでした。
にもかかわらず、思い通りにいかない現実をもどかしく思い、なかなか受けいれることができずにいたのです。
ビジネスにおいて目標を立てることは、重要なことですが、その目標が単なる希望であったり、根拠のないものだとしたら、逆にモチベーションを下げる要因になってしまう場合もあるかもしれません。
いつか必ず成功する」といった感じで、あえて具体化しない目標を持ってみるというのも結構有効な場合があるかもしれませんね。
ただし、何もしないで思うだけというのもダメですけど。。。

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